12/21, AZN, EGFR, Lung cancer
Tagrisso approved in the US for the adjuvant treatment of patients with early-stage EGFR-mutated lung cancerタグリッソは米国で早期・EGFR変異肺がんの患者の術後補助療法として承認された。非小細胞肺がんの患者全体の30%は早期に切除治癒可能な段階で診断されるようになったものの、術後の再発は依然として一般的でありステージ1b段階で診断された患者の半数近く、ステージ3Aで診断された患者では3/4が5年以内に再発している。
今回の承認の根拠となったADUARA試験において、タグリッソによるステージ1B~3Aの患者の補助療法は再発または死亡のリスクを80%減少した(ハザードレシオ0.20、95%信頼区間 01.5-0.27、p<0.0001)。術後2年の無疾患生存率はタグリッソ治療群が89%と、プラセボ群の52%を大きく上回った。