12/03, JNJ, EGFR, MET, Bispec-Ab, NSCLC
Janssen Submits Application to U.S. FDA Seeking Approval of Amivantamab for the Treatment of Patients with Metastatic Non-Small Cell Lung Cancer with EGFR Exon 20 Insertion MutationsヤンセンはEGFRエクソン20挿入変異陽性の転移性・非小細胞肺がん患者に対する治療薬としてアミバンタマブの承認申請をFDAに提出した。アミバンタマブは完全ヒト化抗EGFR-MET二重特性抗体である。NSCLCは肺がんの80-85%を占める。そのうちEGFR変異は10-15%に見られるがアジア系人種では40-50%に上る。
(参考)ヤンセンを初め、各社が二重特異性抗体を抗がん剤として臨床開発を開始している。昨年(2020年)12月に開催された米国血液学会(ASH)では、多発性骨髄腫治療薬としてBCMA(B細胞成熟化抗原)とCD3を標的とする(CDMAxCD3)二重特異性抗体、pf-06863135(ファイザー)、REGN5458(リジェネロン)、およびAMG 701(アムジェン)のフェーズ1試験が報告された。ヤンセンはCAR-T療法cilta-celをBCMAを標的とする多発性骨髄腫治療薬として開発しているが、二重特異性抗体ではGPRC5DとCD3を標的とする(GPRCxCD3)タルケタマブ(talquetamab)を開発している。