01/11, Lilly, SGLT-2, Heart failure
US FDA accepts supplemental New Drug Application for Jardiance® (empagliflozin) for adults with heart failure with reduced ejection fraction
- 成人の駆出率低下型心不全をジャディアンス(エンパグリフロジン)の追加効能とする承認申請をFDAが受理した。
リリーは糖尿病治療薬として2014年に承認されていたSGLT-2阻害薬ジャディアンスをの心不全効能拡大をめざす臨床試験を3年前(2018年)に開始していた。SGLT-2阻害薬の心不全適応症ではアストラゼネカのフォシーガが先行しており、2019年10月に2型糖尿病患者の心不全を対象として承認された。さらに本年(2020年)5月には糖尿病の有無にかかわらず、左室駆出率低下型心不全(HFrEF)患者の心血管事故死および入院リスク低減の追加効能が承認されている。SGLT-2阻害薬の2019年売上高はフォシーガ 15億ドル、ジャディアンス 9億ドルだった。