2013/08/13

グラクソ・スミスクライン(GSK)のAIDS専門子会社Viivが抗HIV薬TivicayのFDA承認を取得

抗HIV薬Tivicayは塩野義が創製したインテグラーゼ阻害剤(一般名=ドルテグラビル)。GSKと合弁のバーチャル企業を設立して共同開発してきたがGSKの子会社Viivへ移管、塩野義はViiv株の10%を取得した。GSKとファイザーが09年に設立したViivにとっては独自に上市する初めての新薬。インテグラーゼ阻害剤として先行するアイセントレス(米メルク)の12年世界売上は前年比11%増加して15億ドル(1500億円)に達している。Tivicayは1日1回内服、ブースター不要という利点からAIDS治療の中心的な薬剤として期待され、世界売上2000億円の可能性も十分。