2023/10/05
FDA、ファイザー の ヒュミラ (アダリムマブ)に対する バイオシミラー ABRILADA に互換性指定付与
FDA は、ファイザーのABRILADA (adalimumab-afzb)をヒュミラ (アダリムマブ)とinterchangeable(互換性)の バイオシミラーに指定する sBLA を承認した。互換性指定は、関節リウマチ(RA)、若年性特発性関節炎、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬、化膿性汗腺炎、およびぶどう膜炎の特定の患者を含む、ABRILADA の承認された全ての効能に適用される。処方医療提供者の介入なしに、薬局で互換性 バイオシミラーを参照製品と置き換えることができる。互換性の指定は、参照製品と バイオシミラーを交互に使用する患者が参照製品のみで治療されている患者と同じ臨床結果が得られることを実証する追加のデータ要件を満たした 場合 にのみ付与される。互換性指定の根拠は、第3相REFLECTIONS B538-12 試験データによって裏付けられた。
2022/08/25
ノバルティスのジェネリック事業
Novartis announces intention to separate Sandoz business to create a standalone company by way of a 100% spin-off
ノバルティスはサンド事業を分離し、100%スピンオフにより独立した会社を設立する計画を発表した。
2022/07/25
多発性硬化症治療薬タイサブリに対するバイオシミラー製品
07/25, Novartis, Biosimilar, Integrin
Applications for proposed first-of-a-kind multiple sclerosis biosimilar natalizumab accepted by US FDA and EMA
- 多発性硬化症に対するクラス初のバイオシミラーとなるナタリズマブ(インテグリン阻害薬タイサブリ)の承認申請が米国FDAおよびEMAによって受理された。
2022/07/21
バイオシミラー製品の用量追加に関する承認申請
07/21, Novartis, Biosimilar
Sandoz Supplemental Biologics License Application accepted by US FDA for biosimilar Hyrimoz® (adalimumab-adaz) high concentration formulation (HCF)
- バイオシミラー製品ハイリモズ(一般名:アダリムマブ)の高濃度製剤(HCF)についてサンドが提出した生物学的製剤追加承認申請(sBLA)が米国FDAにより受理された。
2021/07/28
FDA、糖尿病治療用初の互換性バイオシミラーインスリン製品SEMGLEE(insulin glargine -yfgn)承認
FDA は、1 型糖尿病および2 型糖尿病の成人および小児患者の血糖コントロールの改善を効能とする、最初の互換性のあるバイオシミラーインスリン製品を承認した。SEMGLEE(insulin glargine-yfgn)は、その参照製品である長時間作用型インスリンアナログのランタス(インスリングラルギン)のバイオシミラーであり互換性が承認された(代替使用も可能)。糖尿病治療薬として米国で承認された最初の互換性のあるバイオシミラー 製品である。
バイオシミラー及び互換性のあるバイオシミラー製品は、ジェネリック医薬品がコストを削減したのと同様に、医療費を削減する可能性がある。米国で販売されているバイオシミラー は、通常、参照製品の薬価よりも15%から35%低い初期の価格設定で発売が開始されている。2021年8月2日現在、米国で承認されているバイオシミラーは30件である。
バイオシミラー及び互換性のあるバイオシミラー製品は、ジェネリック医薬品がコストを削減したのと同様に、医療費を削減する可能性がある。米国で販売されているバイオシミラー は、通常、参照製品の薬価よりも15%から35%低い初期の価格設定で発売が開始されている。2021年8月2日現在、米国で承認されているバイオシミラーは30件である。
2020/02/05
メルクが新会社を設立してバイオシミラー。女性医学およびレガシーブランドを移管する計画を発表
02/05 MRK, Restructuring
メルクは成長の柱となる領域に特化し、バイオシミラー製品、女性医学製品、および高い信頼性を誇るレガシ-ブランド製品については新会社に移管する。あらたに設立する会社(NewCo)の名称は未定だが、メルクからは分離されて株式公開企業となる予定。メルクは現在の主力分野であるオンコロジー、ワクチン、病院向け(注射薬など)および動物薬における成長力を基盤としてバイオ医薬の研究開発企業として主導的な地位をめざす。2024年までに年間15憶ドル(1600億円)の経費削減を実現し、営業利益率40%(Non-GAAPベース)の達成をめざす。2021年上期中に手続きを完了する予定。
- Merck to Focus on Key Growth Pillars Through Spinoff of Women’s Health, Trusted Legacy Brands and Biosimilars Products into New Company (“NewCo”)
メルクは成長の柱となる領域に特化し、バイオシミラー製品、女性医学製品、および高い信頼性を誇るレガシ-ブランド製品については新会社に移管する。あらたに設立する会社(NewCo)の名称は未定だが、メルクからは分離されて株式公開企業となる予定。メルクは現在の主力分野であるオンコロジー、ワクチン、病院向け(注射薬など)および動物薬における成長力を基盤としてバイオ医薬の研究開発企業として主導的な地位をめざす。2024年までに年間15憶ドル(1600億円)の経費削減を実現し、営業利益率40%(Non-GAAPベース)の達成をめざす。2021年上期中に手続きを完了する予定。
2019/11/18
ヒュミラに対してファイザーが開発したバイオシミラー製品をFDAが承認
Nov 18, 2019
- FDA Approves Pfizer’s Biosimilar, ABRILADA™ (adalimumab-afzb) for Multiple Inflammatory Conditions - With more than 10 years of global in-market experience and eight approved biosimilar products in the U.S., Pfizer is proud to be a leader and at the forefront of this vital healthcare segment.
ファイザーのバイオシミラー製品アブリラダ(ABRILADA)をFDAが承認した。アダリムマブ(製品名ヒュミラ、アッヴィ)に対するバイオシミラーである。ファイザーはバイオシミラーの世界市場で10年以上の経験、米国では8品目の承認品目を有しており、この重要なヘルスケア領域のリーダーであることを誇りとしている。
2019/11/05
ペグフィルグラスチムに対するサンドのバイオシミラー製品をFDAが承認
Nov 05, 2019 Novartis, Biosimilar
Sandoz receives US FDA approval for long-acting oncology supportive care biosimilar Ziextenzo™ (pegfilgrastim-bmez)
Sandoz receives US FDA approval for long-acting oncology supportive care biosimilar Ziextenzo™ (pegfilgrastim-bmez)
サンドは抗がん支持療法の持続型ペグフィルグラスチムに対するバイオシミラー製品Ziextanzo(ジエクスタンゾ)のFDA承認を取得
(参考)
サンドはノバルティスの100%子会社でバイオシミラーを含む後発品(ジェネリック)事業を専門とする。持続型となる前の旧来G-CSF製剤フィルグラスチムのバイオシミラー製品Zarxio(ザルキシオ)のFDA承認を2015年3月に取得し、同年11月にはPEG化した持効性製剤ペグフィルグラスチムに対するバイオシミラーの承認申請をFDAに提出していた。しかし、FDAは2016年7月にサンドの申請を却下した。その後2018年7月にはファイザーがサンドに先行してバイオシミラーのフィルグラスチム製剤NIVESTIM(ニベスチム)のFDA承認を取得したが2018年売上高は10憶円以下だった。オリジナル製品ニューラスタ(アムジェン)の米国売上39憶㌦(4300億円)は横ばい、グローバル売上は1%減45憶㌦だった。
2019/09/13
パージェタとハーセプチンを皮下注射の合剤として従来の静脈注射製剤との同等性を確認
Roche’s fixed-dose subcutaneous combination of Perjeta and Herceptin showed non-inferiority when compared to intravenous formulations for people with HER2-positive breast cancer
ロシュはいずれも自社開発のHER2阻害薬であるパージェタとハーセプチンの合剤を皮下注射製剤として、従来の静脈注射製剤との同等性を確認した。HER2陽性の早期乳がん患者を対象に化学療法(静脈注射)との併用による術前補助療法(ネオアジュバント)および術後補助療法(アジュバント)として投与した。これまで150分間を要した投与時間は5分に短縮された。同等性は一定の投与間隔におけるパージェタの最低血中濃度で比較した。
パージェタとハーセプチンの併用は100か国以上で承認されており、病理学的完全緩解率(pCR)をハーセプチン単独投与と化学療法による術前補助療法の倍近くへと改善している。さらに早期乳がんにおける術後補助療法では再発、侵襲性病変及び死亡のリスクを有意に減少している。転移性乳がん患者の一次治療の成績は従来治療を大きく上回り、生存期間を改善している。
(解説)
ハーセプチンは1998年に初めての抗体医薬の分子標的抗がん剤としてHER2陽性転移性乳がんを適応症に承認された。特許期間が終了し、バイオシミラー製品が欧州では一昨年(2017年)に承認され、米国でも今年(2019年)に入って3月にファイザー、6月にアムジェンが承認を取得した。ハーセプチンの売上高は2018年71億円㌦で
パージェタはHER2受容体の二量化阻害剤であり、抗HER2抗体のハーセプチンとは異なる作用によってHER2パスウェイを阻害する。2012年にHER2陽性・転移性乳がんを適応症として承認された。翌年(2013年)に術前補助療法として、2017年には術後補助療法としての追加適応症が承認された。
ロシュのHER2阻害製品ラインにはもう一つ、化学療法剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)のカドサイラがある。カドサイラは2013年に転移性乳がんに承認され、本年(2019年)5月に早期乳がんの術後補助療法が追加承認された。カドサイラの売上高(2018年995億円)はパージェタ2800億円との比較で見劣りする。ハーセプチンの特許が終了し、「パージェタ・ハーセプチン合剤皮下注」は製品ライフサイクル管理(LCM)戦略としてカドサイラ以上に重要になる。
ハーセプチンの売上高は2017年(71憶㌦)がピークとなったが昨年(2018年)もほぼ横ばい、グローバル医薬品ランキングも横ばいの4位だった。これまでロシュが独占してきた100憶㌦(1兆円)のHER2阻害薬市場では、バイオシミラーの参入だけでなく、ハーセプチンをADC化してカドサイラを上回る効果が期待される第一三共がのDS-8201にも注目が集まっている。昨年(2018年)9月にメルクのPD-1阻害薬キートルーダとの併用についての共同開発が発表され、本年(2019年)3月にはアストラゼネカとの共同開発も決定されている。
2019/01/18
韓国サムスンBioepisのハーセプチンのバイオシミラーONTRUZANT をFDAが承認(1月18日)
ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)のバイオシミラーとしてサムスン Bioepis が申請中のONTRUZANT(trastuzumab-dttb)をFDAが1 月18 日に承認した。ハーセプチン が承認されている、「転移性疾患に対して前治療を受けていない」、「HER2 過剰発現」の乳がん、転移性乳がんおよび転移性胃癌または胃食道接合部腺癌患者のアジュバント療法としての承認である。ONTRUZANT は、サムスン Bioepis としては FDA の承認を受けた最初のオンコロジー・バイオシミラーで、レミケード のバイオシミラーRENFLEXIS に次いで2 番目の承認バイオシミラーである。ONTRUZANT はメルク によって米国内で販売される予定。
Pharma Asset Library > Biosimilar
Pharma Asset Library > Biosimilar
2018/06/10
5 月度CHMP 定例会議がバイオシミラー4 件(2 品目)を承認勧告(6月1日)
EMA のCHMP は5 月度定例会議(5 月28 日~31 日)で、サンドのアダリムマブのバイオシミラー(3件の商標)と、ファイザーのトラスツズマブのバイオシミラー についての承認を勧告した。
2018/01/24
リツキサンに対するバイオシミラー製品が二重盲検試験で同等の成績
Pfizer Announces Positive Top-Line Results For Potential Biosimilar To Rituxan/MabThera
January 24, 2018
January 24, 2018
2017/07/31
ハーセプチンに対するバイオシミラー製品の承認申請をアムジェンとアラガン がFDA に提出
アムジェン とアラガンが開発中のハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)に対するバイオシミラー候補品ABP980 のBLA をFDA に提出した。アムジェン とアラガンはオンコロジーで4 種のバイオシミラー製品を共同開発しており、ABP 980 はFDA に承認申請を提出した2 つ目のバイオシミラー候補品である。ABP 980 の有効成分はトラスツズマブと同一のアミノ酸配列を有するヒト化モノクローナル抗体で、同一の投与剤形・同一力価としている。
BLA申請には、分析、薬物動態、臨床データ、薬理ならびに毒性データが含まれている。第3 相試験の有効性、安全性および免疫学的比較試験結果はHER2 陽性初期乳癌の成人女性患者を対象として実施した。
BLA申請には、分析、薬物動態、臨床データ、薬理ならびに毒性データが含まれている。第3 相試験の有効性、安全性および免疫学的比較試験結果はHER2 陽性初期乳癌の成人女性患者を対象として実施した。
Link »アムジェン
2017/05/25
エポジンに対するバイオシミラー製品をFDAの諮問委員会が承認勧告
FDA Advisory Committee Recommends Approval of Pfizer’s Proposed Biosimilar to Epogen®/Procrit® Across All Indications
May 25, 2017 Pfizer, Biosimilar
- エポジンに対するバイオシミラー製品をFDAの諮問委員会が初めて承認勧告。ファイザーが開発した。
2017/05/19
ヒューマログのバイオシミラー製品
Sanofi Receives CHMP Recommendation for Approval of Insulin Lispro Biosimilar
May 19, 2017 Sanofi, diabetes-market, Biosimilar, Strategy/Policy
- インスリン・リスプロ(販売名:ヒューマログ)のバイオシミラー製品をCHMPが承認勧告。サノフィが開発した。
2017/03/21
韓国セルトリオンが申請したBSリツキシマブ製品TRUXIMAを欧州委員会(EC)が承認
韓国の大手バイオ企業セルトリオン が開発したTRUXIMA がEC承認を取得した。ロシュの最大製品リツキサン/MABTHERA(一般名:リツキシマブ) に対するBS(バイオシミラー)製品である。セルトリオンは2013年に抗リウマチ薬インフリキシマブ(商品名レミケード、J&J)に対するバイオシミラー製品の承認を取得しており、2品目目の成功である。
リツキシマブのバイオシミラー製品が承認されるのは初めてである。非ホジキンリンパ腫(NHL)、慢性リンパ性白血病(CLL)、関節リウマチ(RA)、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)、顕微鏡的多発性血管炎(MPA)の治療など、先発薬の承認効能が全て認可された。
セルトリオン は2002年にバイオシミラー・抗体薬企業として創設され、2010 年には日本にも流通ネットワークを設立している。2012年には韓国FDAがREMSIMA(一般名:インフリキシマブ)を承認、ECは2013年10 月に承認した。抗HER2受容体抗体トラスツズマブ(商品名ハーセプチン、ロシュ)のバイオシミラーも開発中。
[参考]
セルトリオン の生産能力:モノクローナル抗体を製造するコ14万リットル のコマーシャルスケールの動物細胞培養設備を保有している。米国および欧州のcGMP規則に準拠したシステムを採用している。今後の需要増加を見込んで生産設備を23万リットルまで拡張する計画である。
Link ➜バイオシミラー
2017/02/15
エタネルセプトの後発品としてファイザーのLIFMIORが全ての効能でEC承認を取得
欧州委員会(EC) は、ファイザーが申請していたTNF-α阻害剤エタネルセプト(商品名:エンブレル)のジェネリック製品LIFMIOR を関連するすべての適応症で承認した。2016 年8 月申請、2016年12 月CHMP 承認勧告、そして2017 年2 月EC 承認と、約6カ月間の迅速な審査だった。
エンブレルが持つ効能(関節リウマチ、若年性特発性関節炎、乾癬性関節炎、軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、レントゲン所見の無い軸性脊椎関節炎、尋常性乾癬、小児の尋常性乾癬などが含まれる)の全てが承認された。オリジナル製品を欧州で販売してきたファイザーがジェネリック製品に切り替えてバイオシミラーに対抗する動きとみられる(羽石ファーマニュース)。エタネルセプトのバイオシミラー製品は、EUではサンド(ノバルティス子会社)のErelziなど2 品目が承認されている。
Link 企業分析➜ファイザー
エンブレルが持つ効能(関節リウマチ、若年性特発性関節炎、乾癬性関節炎、軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、レントゲン所見の無い軸性脊椎関節炎、尋常性乾癬、小児の尋常性乾癬などが含まれる)の全てが承認された。オリジナル製品を欧州で販売してきたファイザーがジェネリック製品に切り替えてバイオシミラーに対抗する動きとみられる(羽石ファーマニュース)。エタネルセプトのバイオシミラー製品は、EUではサンド(ノバルティス子会社)のErelziなど2 品目が承認されている。
Link 企業分析➜ファイザー
2016/11/15
アムジェンが抗体医薬アバスチンに対する初めてのバイオシミラー製品の承認申請をFDAに提出
ロシュの抗VEGF抗体ベバシズマブ(製品名:アバスチン)に対するバイオシミラー(BS)製品の承認申請(BLA)をアムジェンが米国FDAに提出した。他にもベーリンガー・インゲルハイム、ファイザー、セルトリオンがBSベバシズマブを開発するなかで、アムジェンが一番乗りの申請を果たした。申請根拠とした臨床試験は非小細胞肺がんを対象とした。アバスチンは主に非小細胞肺がん(NSCLC)、大腸がん(CRC)、腎細胞がん(RCC)に使用され、グローバル医薬品ランキング5位となる年間70億ドル(7000億円)を売上げている。
(参考)
アムジェンのバイオシミラー開発が本格化してきた。本年(2016年)9月には抗リウマチ薬ヒュミラに対するBSアダリムマブ(製品名:アムジェビタ AMJEVITA)のFDA承認を取得、ここでもサンド、ベーリンガー、セルトリオン、ファイザー、メルク(MSD)に先行した。
抗リウマチ薬市場ではすでに、韓国セルトリオンが開発したBSレミケード(製品名:レムシマ REMSIMA)が発売されているが、ヒュミラとレミケードの市場規模には1.7倍の差がある。アムジェビタの売上高は瞬く間にレムシマを凌駕することとなりそうだ。
レミケードの2015年売上高はJ&Jが66億ドル、メルクが18億ドル、合計84億ドル(8400億円)だった。アッヴィーが販売するヒュミラの2015年売上高は140億ドル(1兆4000億円)にのぼり、グローバル売上ランキング1位となっている。
Link 企業分析➜Amgen 新薬開発➜Biosimilar Global market➜Rheumatoid arthritis (RA)
(参考)
アムジェンのバイオシミラー開発が本格化してきた。本年(2016年)9月には抗リウマチ薬ヒュミラに対するBSアダリムマブ(製品名:アムジェビタ AMJEVITA)のFDA承認を取得、ここでもサンド、ベーリンガー、セルトリオン、ファイザー、メルク(MSD)に先行した。
抗リウマチ薬市場ではすでに、韓国セルトリオンが開発したBSレミケード(製品名:レムシマ REMSIMA)が発売されているが、ヒュミラとレミケードの市場規模には1.7倍の差がある。アムジェビタの売上高は瞬く間にレムシマを凌駕することとなりそうだ。
レミケードの2015年売上高はJ&Jが66億ドル、メルクが18億ドル、合計84億ドル(8400億円)だった。アッヴィーが販売するヒュミラの2015年売上高は140億ドル(1兆4000億円)にのぼり、グローバル売上ランキング1位となっている。
Link 企業分析➜Amgen 新薬開発➜Biosimilar Global market➜Rheumatoid arthritis (RA)
2016/09/23
アダリムマブ(ヒュミラ)に対するバイオシミラー製品をFDAが全面的に承認
アッヴィーが世界最大の売上高1兆4000億円を誇る抗リウマチ薬ヒュミラ(一般名:アダリムマブ)のバイオシミラー製品となるAMJEVITA(adalimumab-atto)が、ヒュミラが持つ炎症性7疾患①関節リウマチ、②多関節若年性特発性関節炎、③乾癬性関節炎、④強直性脊椎炎、⑤慢性尋常性乾癬、⑥クローン病、⑦潰瘍性大腸炎、すべての効能でFDAの承認を取得した。
AMJEVITAを開発したアムジェンは承認申請に際して、関節リウマチと尋常性乾癬の2本のフェーズIII試験を行った。欧州では2015年12月にEMA申請しており、審査中。アムジェンはアダリムマブ(ヒュミラ)のほかにも、トラスツズマブ(ハーセプチン)、ベバシズマブ(アバスチン)、など合計9品目のバイオシミラー製品を開発している。
AMJEVITAを開発したアムジェンは承認申請に際して、関節リウマチと尋常性乾癬の2本のフェーズIII試験を行った。欧州では2015年12月にEMA申請しており、審査中。アムジェンはアダリムマブ(ヒュミラ)のほかにも、トラスツズマブ(ハーセプチン)、ベバシズマブ(アバスチン)、など合計9品目のバイオシミラー製品を開発している。
2016/07/13
サンドのバイオシミラーetanerceptをFDA 諮問委員会が満場一致で承認勧告
可溶化TNF受容体製剤「エタネルセプト」に対するバイオシミラーとしてノバルティスのジェネリック専門子会社サンドが開発したGP2015をFDA諮問委員会が満場一致(20:0) で承認勧告した。オリジナル製品であるアムジェンの「エンブレル」が取得している関節リウマチ(RA)、尋常性乾癬(PsO)、乾癬性関節炎(PsA)、強直性脊椎炎(AS)、多関節性若年性特発性関節炎(JIA)、の5つの効能すべてを承認する勧告である。
申請には健常成人216 人を対象とした4 本の薬物動態試験、および中等度および重度の慢性尋常性乾癬患者531 人を登録した臨床試験を実施、ほかにも非臨床試験を5 本実施して先行品エンブレルと包括的に比較している。2015 年7 月に米国FDAがBLA申請を受理、 欧州では2015 年12 月にEMAが「販売承認申請」(MAA)を受理している。
申請には健常成人216 人を対象とした4 本の薬物動態試験、および中等度および重度の慢性尋常性乾癬患者531 人を登録した臨床試験を実施、ほかにも非臨床試験を5 本実施して先行品エンブレルと包括的に比較している。2015 年7 月に米国FDAがBLA申請を受理、 欧州では2015 年12 月にEMAが「販売承認申請」(MAA)を受理している。
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